療法人平允会
森本整形外科医院

 

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理事長からのごあいさつ

 

 当院は1980年9月(昭和55年)、整形外科単科の有床診療所として開業しました。当時は近隣に整形外科専門の開業医がほとんどなく、井原市内だけでなく県内外の患者さんが遠方から当院に足を運んでくださいました。生まれて間もない乳幼児から高齢者まで、文宇通り老若男女の患者さんが、骨折などの一般外傷は勿論のこと脊椎外科・手の外科・小児整形外科・リウマチ疾患などさまざまな病気の治療は経験も浅い整形外科医にとって時には重荷ともなりましたが、井原市民病院を始めとして市内の医療機関の先生方や岡山大学、川崎医科大学、倉敷中央病院などの市外の基幹病院に助けていただきながら30年以上にわたりこの地で診療を続けることができました。
 
 2011年(平成23年)からは長男、次男がそれぞれ岡山と大阪から帰り整形外科専門医3人体制で一緒に仕事を開始することになり、皮膚科の診療も始めました。開業した頃と比べて、井原地区にも高齢化・少子化の波が押し寄せ、地域住民の生活や考え方も変わり、当院を取り巻く環境も大きく変わってきました。このため、CT・MRI・無菌手術室などの医療機器や治療環境を整備し、関節手術や関節リウマチの治療、骨軟部腫瘍の診断や7治療およびスポーツ整形外科手術などの治療にも力を入れています。 同時にリハビリ室や理学療法士・作業療法士も充実させ手術前後の,患者さんだけでなく、手術を必要とない疾病に対する保存的治療も行っています。2013年からは特に井笠地城に不足している救急告示診療所として、夜間でも休日でも地域の整形外科救急疾病の治療に少しでも貢献できることを目指していきたいと思います。
 

2014年10月     
森本整形外科医院   
理事長     森本 允裕